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◆四街道の生写真 '1998◆
四街道もすっかり秋深まり、虫の声も絶えて……季節感は餌台に集うスズメ哉(字余り)。
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9月末にホームページでも紹介した写真展『四街道の自然2』に出かけて、受付でもらってきた珍しいツユクサの一種、花瓶に挿しておいたら本当に根が出てきた。いかにもきゃしゃな半透明な根が……。 このまま土に植えたら折れてしまうかもしれないと危惧しながら、庭の片隅にそっと植え替えてやると、なんと1週間位たったある日、可憐なピンクの花を咲かせているではないか。
外見からは想像もつかないような強さが、こんな可憐な植物にも与えられているのだ……と思ったら、すこし「ちから」がわいてきた。
この花の名はたしか『綿毛ツユクサ』というのだったかしらん。
(11/2) |
ふと気づくと美しい秋色に模様づいたシャラの幹。
皮が剥がれているわけなのだけれど、味わい深い色合いに思わずみとれる。
(10/25) |
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ガチャガチャの森(9/3)
お盆の頃までは、2階の寝室で網戸にしていると、外が明るくなるに連れて遠く里山の方からヒグラシの声がだんだん大きくなって目が覚めたものだった。
それを過ぎると昼間はいくら暑くても、明け方のヒグラシがアブラゼミやミンミンゼミに交代するので、秋が近いことを知る。そして夜明けもだんだん遅くなり、窓も閉めるようになるので常識的な時間に目が覚めるようになる。
そしてここ、ガチャガチャの森では、8月のうちからクツワムシが鳴き出すのだ。私はここを車で通るのが好きで、今の季節は夕方を過ぎると遠回りすることが多い。
クツワムシが庭にいたらうるさくて眠れないだろう。幸いなことに今のところはコオロギとカネタタキくらいしか庭にはいないようだ。
しかし、1階の長男の部屋でカネタタキが発見されるのはまあいいとしても、私の眠る2階の部屋でカネタタキが鳴いているのはどうしてなんだろう。

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実りの谷津田 ・ 過激派の案山子 ・ 不気味な風景(9/3) 週末には稲刈りをする田んぼが多いだろうと思って、その前に写真を撮りに出かけた。
四街道に越して来た頃にはイモムシのように見えた短い電車も、今ではすっかり風景にも私にもなじんでいる。成田エクスプレスも、15両編成の快速も通ることは通るけれど、谷津田を走る電車はやはりイモムシ電車がいい。
四街道の農家の人にユーモラスな人が多いのか、マネキン会社に勤める親戚がいるのかはわからないが、のどかな田園風景でグロテスクなものを見ることがある。
どうしても写真に収められないアングルの場所に、首だけが林立している田んぼというのもあるのだ。 |
四街道の『風』(8/16)
ほんの数日前までは、谷津田は歩いて渡れそうな緑の絨毯だったのに、お盆休みにちょっと留守にしていたら、稲穂が豊かにふくらみ、しかもほんのり黄金色の予感を漂わせてしまっていた。
四街道の風景で最も好きな、緑の絨毯の写真を今年も撮りそこなってしまったのだ。
アキアカネがたくさん舞い、逆光だと実りと見紛うほどの金色の写真になってしまう、秋に一歩を踏み出したような四街道の田んぼに吹く風。
今日はこの夏一番の暑さなんていう話だけど……
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