totop.gif (1051 バイト)  日記 インデックスへ


そうそう、節分のことを書かなくては。(書くのは2/14)

2月3日の朝、夫が

「今日の夜、みんなをいいところに連れていってやろうかと思っているんだ」

と言う。いつも夜遅い仕事だけれど、その日はたまたま早く帰れると言うのだ。どんないいところに連れていってくれるのかと思いきや、

「みんな豆まきを見たことがないだろう。千葉神社にいこう!」

……私もアツシも風邪をひいてマスク生活だったので気乗りしなかったが、せっかくの誘いなので、心の中で「それじゃあ沢山着込んで、手袋、マフラーに身を包んでいきますか…」と少々あきらめムード。(なにしろ夫はお祭り事が大好きなのだ)

「豆まきって、何があるの?」

「有名人とかがきて、オレんち(実家)の近くの神社ではお金まくんだよ」

「えーっ、ほんとー!(千円札が落ちてくるところを想像している)」

「最近はそんなことないかも知れないなあ……(自信なげ)」

さて、夜になり、皆で繰り出した。(トオルは豆よりも家でゲームをしていた方がいいと、留守番。)

タカシは結構性格が父親似なので、見かけはおとなしいが多分ちょー喜んでいたと思う。

おやつを食べていなかったので空腹だったアツシ、焼きそばを買って会場(?要するに千葉神社の境内です)へ。でもまわりが物々しくなって来たのであわてて食べた。だって、後ろの人たちが、少しお酒が入っているようなにいちやん達だったが、

「オレよー、毎年二人は倒れてるやつを起こすぜ!」 とか

「ああ、年寄りとか子供とかなー!」

「小さい子は一番前の方にいないと危ないよな」

「わざと下に落としてくれるんだよな」

「去年は眼鏡に当たって割れた人がいたぜ」

なんて話しているのである。

わたしとアツはそのすぐ前で聞くともなく聞いていたので、だんだん不安になってきた。

「(夫に)ねえねえ、子供は危ないって言ってるけど……」

「じゃあ、始まって危なくなったら後ろに下がればいいよ」

しかしなんでそんなに危ないんだろう……。わたしは後ろの人におそるおそる聞いてみた。

「何が落ちて来るんですか」

にいちゃん達は、そんなことも知らないのかといわんばかりで得意気に教えてくれた。

今は式典の最中だが、そのうち鬼が出てきて、その後を年男が追って来て、豆やタオルとか小銭とか、お札(ふだ)と交換できるチップなどをばらまくんだそうだ。そのチップが一番の宝物で、取り合いになるという。

……おふだもいいけどケガでもしたらいやなので、わたしとアツは逃げだす準備を。そのうち鬼が見えてきたら夫とタカシはいつの間にか前の方へ進出していた。

まわりがざわついて怒濤のようだ。そして鬼は外、福は内と何かまきはじめた。飛んでくるものを、ことごとく前の人がつかむので、何も取れない。隣では女の子達が「こっちにもカネくれー!」などと叫んでいる。

そのうち何かが降ってきた。下を見ると三角形の紙。とにかく拾ってポケットに入れた。かがんでいると押されるのでそれも一苦労。でも何も取らないで帰るのもくやしいのでとにかく一生懸命である。

見るとアツシも同じような三角形の紙を拾おうとしていた。すると隣にいた知らないおじいさん、必死になってそれを奪おうとしている。地面にへばりついた紙はなかなかとれなくて、見ているわたしもずいぶん長い戦いだと思ったが、そのうちアツシがあきらめた。(かなりくやしがっていた)

ウワサどおり、顔に当たったものもあった。それは紙テープが巻き付いた5円玉だった。大きいものは全部前の人が手を出してしまうので、そういう小さくて見えにくいものしかここまでたどり着かないのだ。わたしもアツも拾うのが専門であった。

大きいものは3つ。前の人がかがんだ時にその背中に落ちてきたボールと(なんてったって込み合っているからかがんだ背中は盆地のようなのだ)、偶然つかんだ豆の袋が2個。

しかし押されたり取り合いしたり、いやけがさして来たころにそれは終わった。

ああ疲れた。

お金が落ちてくるというのは本当だったんだ……。

いやー本当に疲れたけど、でもけっこうおもしろかった。今度また来ることがあったら、手袋はしていない方がいいかもね。

あと、あいにく有名人はいなかったようでした。

写真はわたしの戦利品。Aは、食べてしまった福豆の袋。Bは、同じく食べてしまったコーラガム。10円玉は上記の通り、三角形の紙に包まれていました。

夫とタカシもタオルだの小銭だの手に入れたけれど、おふだがもらえる宝物のチップは、だーれももらえませんでした。

setsu.jpg (5268 バイト)


◆ 2月12日

このホームページは「わたしのページ」にしようっ!

とにかく最初から『だいありー』とは名ばかりの企画でここまできたけれど、四街道から開放されて(誰も拘束なんぞしていなかったけれど)、気ままに適当に更新していこう! と思ったら気が楽になった。

昨日はアツシの属する旭ヶ丘剣友会という剣道の同好会で、江東区の剣道大会に参加した。

剣道というのは不思議なものである。

アツシが何を思ったか習いたいと言い始めたのはもう2年近く前のことになる。週に1度、日曜日の朝に稽古がある。もうすでに兄弟達の週末スケジュールは部活や遊びでばらばらになりかけていたし、夫も日曜日に仕事をすることが多い。それなら寝坊したりゲームばかりするよりは健康的でいいと、そんな気持ちで剣友会に入会させたのだった。

わたしは正直言ってあまり関心がなかったので、同時に習いはじめた夫が行かれる日はお任せだったし、一人で行くのをいやがる時は休ませたりしていた。(私も週末に仕事をしていることが多いのだ)

1年くらいたったある日、アツシを地元の剣道大会に参加させなければならず、夫の都合が悪いので仕方なく私が連れていった。

剣道というのは何か「道をきわめる」ようなものなんだろうと思っていた。

ところが、……アツシは大会で弱いながらも「戦って」いた。あの泣き虫で弱虫のアツシが、戦っていたのである。

「……あつが戦っている……」

私はなんだか感動してしまった。

その後、昨年の秋には剣友会の中で大会があり、私はお手伝いで、スコア(こんな言い方はしなしだろうが)をつけなければならなくなった。

審判の先生の挙動をしっかり見て、声を聞いて、決まり手を記録しなければならない。もちろん子供から大人まで、会員達の試合内容もしっかり見る。

そこで私はまた新しい経験をすることになるのだが……

剣道は美しいのである。舞っているわけでもないし演じているわけでもない。戦っているわけなのだが、はっきり言うと、

戦っている男は美しい

のだった。強い選手ほど美しく感じるのは、うーん、日頃から女性蔑視には敏感な私だが、やはり私が女で、戦っているのが男だから、本能的に強い男に惹かれるということなのだろうか……と、野生の動物のようなことを考える。


そして先日2月11日には、付き添いで江東区の体育館に子供達を連れて行き、試合の準備を手伝った。

小学生と中学生の大会。うちの会からは小学3年生から中学2年まで8人が参加した。

学年によって会場が違うので行ったり来たりしながらいちおう全員に目を配る。あまり知らなかった子供も、この段階で話もするし互いに慣れてくる。

試合が始まるともう、自分の子も他人の子もない。旭剣友会の同士とその世話役になる。

そしてだんだん感情的にものめりこんでいくわけなのだが……

 

アツシは2回戦で敗れたが、初めて戦っているアツシを見たときのような感動が甦ってくる。

そして、他の子供達が勝ち進んでいるのを応援していると、やはり「戦っているおとこ(って、子供なんだけどね)の美しさ」になんだか じ〜ん! としてしまうのである。

 

竹で作った棒を振り回して相手をぶつだけのことなのに、どうしてこんなに感動してしまうんでしょーねっ!

勝たなければ自分が死ぬ、という時代の美学を引きずっているからなんでしょーか。

剣道はじつに不思議である。

 

◆ 1月7日(木)

年始恒例のスキーに1日未明から3日夜まででかけていた。今年は中央高速を利用しなかったので暴走族に会うこともなかった。(ちょっとさびしいような……)

さて、食べ放題バイキング形式のホテルだったので正月らしい料理も雰囲気もなく、これではいかんと、4日に買い出しに出かける。あまった餅を食べ尽くすためという理由もあったが、とにかく正月はお雑煮なのである。鶏肉、大根、里芋……など材料をメモし、ついでに売れ残りの激安おせちを買おうと張り切ってでかけたが、マル○ツにはおせちがなかった。しくしく。(タカシに「当たり前だよ」とバカにされた)

仕方がないので正月気分はお雑煮だけにしておこう。張り切って作り始める。

その時点であと4日間、冬休みは残っている。気ままな時間に起きてきて「お腹すいた〜」という輩が多いので、こんな作戦を考えた。

もちろん大量に仕入れてきたお雑煮の材料。家で一番大きな鍋に、お雑煮濃縮液を作る。いつ食べたい人が現れても、その濃縮液を別の鍋にとりわけ、逆浸透膜型浄水器の水で2倍に薄め、温めている間に餅をレンジで柔らかくし、少し煮込んで出すのである。

この作戦は大成功であった。だしのたっぷりきいたお雑煮は家族に大好評で、余った餅だけでは足りなくなるほど。

しかし、ここで誤算に気づいた。濃縮液を4日分作って冬休みを乗りきろうと思っていたら、あまり評判が良すぎて(おかずのおせち料理もないしね)5日の夜にはなくなってしまったのだ。しかも、もっと食べたいと言う子供達。これは困った、また買い物にいかなくてはならない。

でも考えてみたらもう6日である。明日は七草粥を食べる日だ。……しかも、31日の夜まで両親とも仕事をしていてあわただしくスキーに出かけたので、年越しそばも食べていなかったのだ。年越しそばを食べずにお雑煮を食べていたとは……。

心の中で絶句した私は、6日の夜は年越しそばを食べさせなくてはいけないと決意した。子供達にアンケートを採ると(ただ聞いただけだが)、それでもお雑煮がもっと食べたいという。

仕方がないので6日夜は年越しそばを、7日の朝は七草粥を作った。そして七草粥を作りながら私はまた、大量のお雑煮濃縮液を作ったのだ。今度はもっと具が多いし濃縮度も高いから、前回より長持ちするだろう、うっふっふ。これで存分に楽ができる……。

でも、七草粥はおもちを食べ過ぎて疲れた胃腸を休める意味もあると、どこかで聞いたことがある。いったい我が家はどうなっているんだろう。

(って、リクエストどおりにお雑煮を作る良き母を演じながら実は楽をしようという魂胆なんだけど……たった今部活から帰ってきたトオルが、「今は雑煮よりラーメンか肉まんが食べたい」と言い出したのがえらく恐怖だったりする……男に二言はないよねっ!)