県内で最初の鉄道である総武鉄道(現在の総武本線)が市川―佐倉間で開通したのが明治27年。
この区間は昭和43年2月の複線化に伴い、新たに寺崎トンネルが掘られ、距離も短い新線ルートに切り換えられた。それによって鉄道黎明期の面影を残す亀崎鉄橋の橋台跡が水田などに挟まれた格好で雑草に覆われている
橋台跡を含む旧線部分の土地を管理する国鉄精算事業団が土地の払い下げを行うと聞いた市内の歴史に詳しい楠岡巖さんは心を痛めた。
「私たち大人には後生の子どもたちに県内最古の鉄道建造物を残していく義務がある。」
…と、友人であり鉄道友の会理事、白土貞夫氏らと保存する活動を始めた。できれば四街道市の文化財に指定するなどして保存していきたいと当局に働きかけている。
世話人会では、亀崎鉄橋の橋台跡の保存に向けて広範囲な市民に募金を呼びかけている。